封獣ぬえからのメッセージ(2)


地球、そして東日本大震災の被災者の皆様、こんにちは。私の名前は封獣(ほうじゅう) ぬえと言います。
現在、私達の船は福島第一原発の様子を上空から24時間体制で監視しています。
地上への放射性物質の影響を和らげる作業も引き続き行っています。
本題に入りますが、今回の大地震と原発の事故を私達が阻止出来なかったのには二つの理由があります。

その内の一つは、人間一人一人の生前の魂の合意に関する事です。
人間は、地球に生を受ける前に人生の舞台や道のり、起こる出来事などをあらかじめセッティングしてからやって来ます。
「○○年に○○で生を受ける」「○○年に○○と言う人と出会う」「○○年に○○で地震に遭う」、と言う感じです。
私達宇宙種族は、人間の魂の合意に介入する事が出来ません。しかし、被害を最小限に抑える事は出来ます。
あまりに地震や原発事故の被害が広範囲に及びすぎると、この事に関しての魂の合意をしていない人まで巻き込んでしまいます。
ですので、これらの被害を最小限に抑えるのは私達の任務であり義務であると思っています。
もし、この事への魂の合意をしていない人が命に危険が及ぶ未来が100%で回避不能になった場合は、その人を先に私達の船に引き上げる可能性があります。

もう一つは、地球自身の意思に関する事です。
地球と言う惑星は意識を持つ一つの生命体です。意識を持つ惑星は地球の他にも多数存在します。
地球意識は、原子力発電による放射性物質のエネルギーを非常に嫌がっています。
これは、人間に例えますと花粉症などのアレルギー疾患に非常に良く似ています。
ここ20年間で原子力発電所の数は世界中で増え続け、放射性物質による地球自身への負担も増大し続けています。
その負担は限界に達し、「これじゃ僕の体が持たない、もう原子力発電はやめてよっ!」と言う地球の悲痛な叫びが今回の大震災へと繋がりました。

現在は原子力発電から新エネルギーへの転換期に入っています。
この新エネルギーは、太陽光発電や水力、風力発電と言った物ではありません。
その新エネルギーの存在が公表された時、長く続いた原子力発電への依存体制は終焉を迎えます。

最後に。前のページにも書きましたが私達宇宙種族の大船団が地球の空に一斉に姿を現す時が近づいております。
地球は化学物質などの汚染に非常に苦しんでいて、今すぐにでも全て洗い流してしまいたいと言っています。
そのため、地球の自浄作用が本格化する前に上空に居る私達の船に避難する必要があります。

私達の船はノアの箱舟のように「選ばれし者しか乗れない」なんて事はありえませんし、一部の人を引き上げるだけならそんな大船団は必要ありません。
私達の船に乗船するかは個人の自由意志により決められますが、最終的には全員に乗船して頂きます。
人類の乗船と同時に、地球上の全ての動植物が私達の船に搬入されます。
そして、地球人類の皆さんは地球の変化する姿を私達の船から目の当たりにするでしょう。
地球上の文明は全て押し流され、新しい大陸が浮上して来ます。


希望を捨てないで!絶対に夜明けはやって来るから!

アイコン素材の配布元:夏蛍

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